東洋経済オンラインとは
ビジネス

東大王とAIが「クイズで対決」ガチンコ勝負の結末 人間も驚く能力の高さと欠点が浮き彫りに

9分で読める
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

大会ではクイズという身近な素材を通して、ChatGPTなど生成AIをはじめとするAI技術の現在地が示された。

参加者からは「LLMがホットトピックになっているが、日本語のLLM利用に関するコンペはなかなかない。プロンプトや日本語特有の利用のコツを学ぶよい機会になった」「ChatGPTの登場から日が浅いため、どのチームも模索段階で、企業の研究者と大学生の差がそこまで出なかった」などの声が上がった。

企業や大学から多くの研究者、エンジニアが参加した(写真:筆者撮影)

問題作成部門で優勝したAIを開発したパナソニックソリューションテクノロジーの武田鷹広さんは「今は(人間の)クイズ王にかなわないが、1~2年後には同レベルまでに持っていけるのでは」と手応えを語った。

「クイズAIは高校1年の夏休み」

クイズAIと対峙した人間のプレイヤーからは、「ここまでちゃんと作れるんだな」と驚きの声も漏れた。

鶴崎さんは問題作成を行ったクイズAIのレベルを人間に例えて「中学生ではない。高校1年の7月」と講評した。「高校でクイズを始めた人が3カ月経って、変な問題も作るけど面白さがわかってきた、という感じ。夏休みにものすごく伸びる気がする」。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象