ほどなくして2021年10月、陸上競技部設立の起案書を会社に持参した。「山梨の地元に企業の陸上チームがあればいいなと思っていました」(上田教授)。
起案書は、自身がこれまで教え子を実業団チームに送り出す中で観察してきたことや、スポーツ経営学を研究する大学同僚の意見を基にまとめた。起案書の冒頭にまず記したのは運営の目的だ。上田教授は次のように語る。
「駅伝チームは企業によってさまざまな位置付けがあっていいと思いますが、地方の企業は大企業とは違います。富士山の湧水で企業活動をしているのだから、地元の方々に応援してもらって結びつきを強めていくことにつなげられると思いました」
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