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セス・フィッシャー「対話を拒む経営者は愚か」 ツルハとの対話は継続、フジテックは数年保有

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有名アクティビストのセス・フィッシャー氏を直撃した。

オアシス・マネジメント CIO セス・フィッシャー氏
セス・フィッシャー(Seth H. Fischer)/オアシス・マネジメントの設立者兼CIO(最高投資責任者)。投資ファンドで7年間アジアの投資ポートフォリオを運用後、2002年にオアシス社を設立

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『週刊東洋経済』11月11日号では「アクティビスト全解明」を特集。アクティビスト本人への直撃を通じて、高配当・自己株買い一本やりから対話重視へと変貌を遂げるアクティビストの今をお届けする。
『週刊東洋経済 2023年11/11号[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

日本でいま最も有名なアクティビストの1つがオアシス・マネジメントだ。株主提案によって企業変革を仕掛け、株式の値上がり益を目指す。創業者に日本企業に期待することを聞いた。

──日本市場の魅力は?

資本効率やガバナンスが改善されつつあり、投資家も日本株の魅力に気がついている。われわれも投資資金を拡大したい。

日本は欧米に比べてアクティビストの数は少ないが、対話を行う投資家は増えてきた。経済産業省の「企業買収における行動指針」(新指針)も、ガバナンス改善の一助となるだろう。

対話を拒むような企業は愚かだ

──上場企業に対するアクティビストの役割は。

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