旅行サイト最大手の「入金遅延」、集団訴訟に発展! ブッキングドットコムに旅館オーナー怒りの声

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10月10日、ブッキングドットコムは支払い遅延に対するお詫び文をHPに掲載した(写真:編集部)

オンライン旅行予約サイト(OTA)世界最大手、Booking.com(ブッキングドットコム)の「入金遅延問題」に複数の宿泊施設のオーナーが怒りの声を上げている。

ブッキングドットコムでは、システム更新に伴い今年6月から一部の宿泊施設への入金遅延が相次いでいる。これにより経営の打撃を受けている宿泊施設が、オランダのブッキングドットコムと日本法人であるブッキングドットコムジャパンを相手取り、近く集団提訴を起こすというのだ。

10月20日にも集団提訴に踏み切る

宿泊施設側の代理人である加藤博太郎弁護士によれば、10月19日を期日として、ブッキングドットコム側に遅延金の支払いを求めている。解消されなければ、10月20日にも集団提訴に踏み切る。10軒以上が名を連ね、被害総額は最低でも数千万円になる見込みだ。

岐阜県や奈良県などで複数の宿泊施設を運営している風屋グループの松尾政彦代表も集団提訴の原告の1人として名を連ねる予定だ。

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