SAPIX共同代表「プログラミングは二の次でいい」 グローバル化やAIの時代も教育の本質は変わらない

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(写真:編集部撮影)
少子化やグローバリゼーション、AIの台頭などがたびたび話題にあがる中で、未来を生き抜く子どもたちにとって「考える力」は最も重要なスキルのひとつです。首都圏最難関中学校の合格実績日本一の中学受験塾SAPIXなど、幼児教育から大学受験まで教育事業を展開するSAPIX YOZEMI GROUP共同代表・髙宮敏郎さんの書籍『「考える力」を育てるためにSAPIXが大切にしていること』より一部抜粋・再構成してお届けします。

AIに先生は務まらない

映画『トップガン マーヴェリック』(2022年公開)を観ていて、ドキッとしたシーンがありました。

マッハ10の戦闘機を開発するために、トム・クルーズ演じるマーヴェリックがテストパイロットを務めています。ところが、突然このテストは中止され、上官がこう言うのです。「君がテスト飛行している航空機は、パイロットを必要としなくなる。寝て、食って、ションベンするパイロットをね。命令違反するやつもいらない。結果は見えている。君らパイロットは絶滅するんだ」と。それに対し、マーヴェリックは「だとしても、今日じゃない」とやり返します。

すでにドローン兵器が実戦に投入されており、このシーンを観たときに、「パイロットの絶滅が現実になるのも、そう遠くはないかもしれない」と感じました。

しかし、教育は別です。いくら人員や予算の問題があったとしても、教育をすべてITによって無人化することは不可能です。ましてや、AIは先生の代わりにはなりえないと思います。

その大きな理由は、学びの基本は人間対人間の対話にあると考えているからです。

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