布施川:たしかに、東大生を取材していると、字がきれいな学生よりも字が汚い学生が多いです。あれは、思考のスピードに手が追いついていないのかもしれませんね。
隂山:「書いて覚えよう・ゆっくり丁寧に考えよう」みたいな間違った「丸暗記・反復練習」がはびこってしまっているというのはとても悲しいことです。だからこそ多くの人が本当の『丸暗記・反復練習』の効果を知らずにいる。
きちんと効果的なやり方が伝われば、多くの子どもたちにとってもプラスに必ずなるのに、そうではない方法論が跋扈していることが問題なのではないかと考えています。
速度を求めて頭にガンガン負荷をかけていく
布施川:東大進学率の高い学校を訪問すると、小テストやちょっとした問題を解くのでもかなり時間を短く設定している場合が多いですね。英語の単語テストでも、100問を3分半で解かせていたりします。
また、レスポンスの速さを求めて、授業中にも「これわかる?」「えーと」「はい、遅い!」といったやりとりをしている学校もあるくらいです。
隂山:指導としてかなり正しいと思います。速度を求めて、頭にガンガン負荷をかけていくことで、頭がよくなっていくと思います。
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