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東武東上線の「高坂と東松山」に何があるのか 廃線跡活用した遊歩道、名物の"やきとり"も

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ただ、実際に高坂駅を訪れても、“鉄道以前”の面影はほとんどない。駅の西口には大東文化大学のキャンパスに向かうバス乗り場があり、他にも広場の傍らにはゴルフ場行きの送迎バス乗り場もある。さらに埼玉県こども動物自然公園があるなど、レジャーの拠点駅という存在でもあるようだ。

高坂駅は大東文化大学の最寄り駅。学生の利用が多いのが特徴だ(撮影:鼠入昌史)

「最近はベビーカーを押したファミリーがクルマじゃなくて電車で動物園に、というシーンをよく見かけます。駅周辺には新しい住宅地や大型商業施設もありますし、実際には新しい街のイメージが強いかもしれませんね」(宮田さん)

廃線跡の遊歩道

そしてもう1つ、高坂駅には鉄道ファンなら注目したいポイントがある。日本セメント(現・太平洋セメント)の原料輸送専用線が、高坂駅から分岐していたのだ。1980年代には廃止され、いまでは廃線跡が「まなびのみち」という遊歩道として整備されている。

「以前は高速道路をまたぐ鉄橋があったのですが、それはもうなくなりました。ただ、いまでも現役時代の痕跡がところどころに残っています。カーブしている様子とか緩やかな勾配とか、いかにも廃線跡らしい遊歩道でおもしろいですよ」(宮田さん)

右奥が東上線、手前が専用線の通っていた廃線跡。いまも現役時代がしのべる(撮影:鼠入昌史)

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