【産業天気図・建設機械】資源開発など軸に世界的な建設機械ブームは続く

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建設機械業界は天気は当面「快晴」が続こう。日本建設機械工業会(カバー率約97%)によると、建設機械の国内出荷額は1990年に過去最高の2兆円を記録するが、その後は公共事業の削減やデフレ不況から減少傾向が続いた。そのため2001年には1兆円を割り込む水準にまで落ちたが、2000年に入ると海外市場が急激に伸び始める。特に中国と米国向け輸出が急増。さらに最近では世界的な資源開発ブームに乗り、鉱山機械が大幅に伸びている。この結果、03年には国内建設機械業界としては初めて輸出が国内出荷額を上回った。その後も輸出中心の伸びが続いており、04年は1兆6000億円を突破、今05年には1兆7000億円に達する見込みだ。
 「最近では現地生産の拡大で、海外生産分も加えると現在の生産水準は過去最高になっている」と工業会の徳永隆一常務理事。ただ、今回の建設機械ブームの背景は国内ではなく、海外の資源開発やインフラ投資向けなどが中心。業界トップのコマツ<6301.東証>も、11年ぶりに金沢と茨城に07年稼働開始予定で新工場を建設する。一時的な減速はあっても、大きな方向では建設機械ブームはまだまだ続く、というのが業界のコンセンサスになっている。
【日暮良一記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

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