政財界の要人が接待などで使う花柳界は、コロナ後息を吹き返している。
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新型コロナウィルス感染症の沈静化に伴って、日本を訪れるインバウンドが急増している。そうした訪日観光客は地方に、そして夜の街に足を伸ばすなど、コロナ前と大きく姿をかえている。『週刊東洋経済』の8月21日(月)発売号(8月26日号)では、「沸騰するインバウンド 復活するナイトタイム」を特集。実態とともに、インバウンドを取り込むノウハウなどをお伝えする。
サラリーマンの聖地で雑然とした新橋や、きらびやかな銀座とは対照的に、東銀座から築地にかけて重厚な料亭がひっそりと立ち並ぶ地域がある。夜ともなると黒塗りの高級車がずらりと並び、財界人や富裕層たちが集う日本一の社交場、新橋花街だ。
そもそも花街とは、芸妓(げいぎ)(芸者)を呼んで遊ぶことができる街のこと。料理屋と待合茶屋、そして置屋がそろっている街で、代表的なものに大阪四花街(北新地・南地・堀江・新町)、京都五花街(祇園甲部・先斗町(ぽんとちょう)・上七軒・祇園東・宮川町)、そして東京六花街(新橋・赤坂・神楽坂・芳町(よしちょう)・向島・浅草)がある。
「芸の新橋」と一目置かれる
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