国民民主・玉木氏、マイナ問題で「詫び石」を提案 間違いが見つかったら「お詫び」を渡すべき

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甘利明氏(元経産相・自民党前幹事長):スタートの説明が下手だ。現状の紙の保険証は、回数で言えば(年平均)20億回使われている。手入力だから、記入ミスが毎年毎年500万回ある。写真がついていないから、使い回しができてしまう。つまり、保険に入ってない人が保険に入ってる人の金を使って治療を受けている。これでいいですか、というところからちゃんとスタートすれば、そういうのがなくなるよ、と。その前段の説明をもっと厚労省がちゃんとやればよかった。なぜ言わないのかと言ったら、「現状がこんなボロボロだというのを発表するのはちょっと恥ずかしくて」と(いうような回答だった)。スタートがきちんと「ああ、そのためにするんだ」と言えば、国民はそちらの方がいいよと(なるはず)。俺の保険料が保険に入ってない人に使われてしまうのかとかね。(現行の健康保険証の入力ミスは)毎年500万回、毎回毎回手入力だから。これが電子処理になれば、人間の技ではないから(ミスが)なくなる。そこからスタートすればよかったのにと思う。

(画像:FNNプライムオンライン)

詫び石戦略で国民のリテラシーを上げる?

玉木氏:私は、(マイナンバー情報の)総点検を見直したほうがよいと思う。今のままやっても必ずミスとバグは永遠に出る。大事なことは国民を巻き込んで総点検することだ。皆さん、お手元にスマホ、マイナンバーカードがあったら一回マイナポータルに入ってみてと。よく分からない人は、孫や息子、娘に聞いてください、分からなかったら役場に行ってください。そこに自分の情報が正しく載っているか、紐付けされているか。自己情報にアクセスを自らしていただいて、総点検してミスがあったら、これ、ゲームのバグが発見される時によくやるのだが、お詫びのアイテムを渡す。お詫びの石と書いて「詫び石戦略」という。国民のリテラシーを上げるためにも一回、国民を巻き込んだ総点検をやらないといつまで経っても解決しないと思う。

梅津キャスター:処理水の海洋放出に関しては、海洋放出に先立って中国は日本から輸入する水産物すべてについて検査を強化した。以前はサンプル検査だったのが全量検査に変わった。鮮魚などは事実上の輸入禁止措置だとの声も上がっている。

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