国民民主・玉木氏、マイナ問題で「詫び石」を提案 間違いが見つかったら「お詫び」を渡すべき

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「詫び石」は、ソーシャルゲームで、バグが見つかった時に運営側がお詫びとして利用者に渡すアイテムのこと。玉木氏は「今のままやっても必ずミスとバグは永遠に出る。大事なことは国民を巻き込んで総点検することだ」との考えを示した。

以下、番組での主なやりとり。

マイナ保険証のメリットが感じられないから不安になる

梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー):岸田文雄首相は4日の記者会見で、来年秋に現行の健康保険証を廃止する方針を当面維持するとした。その上で、マイナ保険証を持っていない人に対して現行の健康保険証の代わりに発行する資格確認書について、有効期限を最長5年とし、対象者全員に申請なしで交付するとした。

(画像:FNNプライムオンライン)

玉木雄一郎氏(国民民主党代表):何の解決にもなってない。そもそも順番と戦略が間違っている。国民の不安が解消するまでは(資格確認書を)残すみたいなことを言っているが、違う。(マイナ保険証の)メリットが感じられないから皆不安なのだ。例えば、重複投薬を防ぐようになるのはすごく良いメリットだ。医療費の無駄削減にも役立つ。そのためには電子処方箋や電子カルテが十分普及していることが大事だ。しかし、電子処方箋は先月始めてまだ数パーセント(の普及)。電子カルテも半分ぐらいで、こういうインフラを整備して、(政府が)言うメリットが実感できるとなったら、日本人はバカではないので、メリットのほうに移行して行く。そういうことができてないことがデジタル敗戦であり、紐付けが進んでないことや(現行の健康保険証の)廃止が進まないことがデジタル敗戦ではない。戦略と順番が間違っていると思う。

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