商船三井の豪華客船「ふじ丸」が被災地での支援を終えて東京港に帰着【震災関連速報】

商船三井の豪華客船「ふじ丸」が被災地での支援を終えて東京港に帰着【震災関連速報】

海運大手・商船三井が東日本大震災の被災地支援の一環として岩手県の各港に派遣していた豪華クルーズ客船「ふじ丸」が全日程を終えて4月19日朝、予定よりも早く、東京港に帰着した。

同船は11日早朝に大船渡港に到着。17日までの間、大船渡港に3日、釜石港に2日、宮古港に2日寄港、被災者に食事や入浴、休息等のデイユースサービスを無償提供。大船渡港では1786人、釜石港では593人、宮古港では2072人の計4451人が利用した。計6000人の目標には届かなかったが、地元ラジオに取り上げられたりしたことで周知がなされ、最終日には1000人を超える利用があった。

デイユースサービスの内容は、野菜を中心とした食事の提供、大浴場での入浴機会の提供、客室の利用(シャワーが利用可能)、船舶での公衆電話の開放(電話料金はNTTグループが負担)、NTTドコモの協力による携帯充電器の提供(携帯電話45台分)、子供向けを中心とした幅広い短編映画の上映で、いずれも無料。今回の支援活動費用(数千万円規模)はすべて商船三井が負担した。

大船渡、釜石、宮古の3港は、商船三井の「ふじ丸」や「にっぽん丸」は過去10年で計16回寄港している。

「ふじ丸」の船主は日本チャータークルーズ(商船三井グループと新日本海フェリーグループの折半出資会社)で、総トン数は2万3235トン。全長167メートル、全幅24メートル。船客定員は最大600人。

(山田 雄一郎 =東洋経済オンライン)

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