マスク解禁で「口臭テロ」気づかない人の悪習慣 「唾液たっぷりの口」になるためにやるべきこと

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マスク生活で、口臭が悪化したと感じる人が少なくないようです(写真:sakura/PIXTA)
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、さらに夏もそろそろ本格化。マスクをとって生活している人も少なくないのではないでしょうか。しかし、マスクをとって不安なのが「口臭」。コロナ禍でマスクを着用することで、自分の口の臭いが気になりだしたという人が増えているといいます。そこで歯科医師亀井孝一朗氏の著書『歯周病になったらどうする?』のなかから、一部抜粋・再編集して、気になる口臭の防ぎ方を紹介します。

マスク生活で口臭が悪化?

マスクをし続けてきたことによって、口臭が強くなったという人も少なくないように感じています。

L8020協議会というところが行った「マスク着用による口腔内環境に関する意識調査」によると、4割以上の方が「マスクを着用してから口臭が悪化した」と答えています。

いろいろと原因はあると思いますが、マスクをし続けることの息苦しさから、口呼吸になっている人が増えたことが、原因と考えられます。

口呼吸は鼻呼吸よりも口内が乾燥しやすく、口の中の細菌が増殖し、衛生状態が悪化するため、口臭が増すのです。

においによって不快な思いをさせる「スメハラ(スメル・ハラスメント)」という言葉も、最近では聞かれるようになりました。

口臭は生まれ持った体質による場合もありますから、その言葉自体がいいかどうかはわかりませんが、「におい」はハラスメントと認識されるほど耐え難いものであり、人の印象や人間関係に大きく影響することを表しています。

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