お披露目!動画で見るホンダジェットの雄姿 小型ビジネスジェット市場に殴り込み!
オートバイや自動車で世界的企業に発展したホンダ。同社は50年以上も前からジェット機市場への参入を準備してきた。
そして4月23日、ついに日本で流麗な機体がお披露目を果たした。米国で開発・製造した小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を羽田空港で公開し、記念式典を行ったのだ。
ホンダジェットは450万ドルを上回る価格になる予定。ホンダによれば、ホンダジェットは、より防音に優れたエンジン、競合モデルに比べ20%の燃料の節約、3分の2以下の運用コストを見込めるという。
動画0分47秒~「小型ビジネスジェット機に新しいスタンダードを切り開くホンダの自信作でございます」
ホンダの伊東孝紳社長はあいさつした。続いて技術説明の席では、ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長は、このジェット機を競合機と比較した。
動画1分08秒~「ホンダジェットは、同級他社のビジネスジェット機と比較し、圧倒的な速度性能420ノット (時速780km) を達成しています」「600海里(1100km)のフライトの際に使う燃料は17%少ないというアドバンテージがあります。圧倒的な燃料効率を誇っています」
日本では4月25日から5月4日までの期間、仙台、神戸、熊本、岡山など全国の空港でデモ飛行、地上展示、試乗会などを実施する。その後は13カ国に向けてのワールドツアーも行うという。
ジェット機をつくるというホンダの野心は、そもそも50年以上前に遡る。創業者の故・本田宗一郎氏が航空機参入を宣言したのは、1962年のことだった。そして1986年からは本格的な研究開発に着手。そこから30年を経て、ついに創業者の夢が実現することになる。
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