だがドコモは今、サブブランドに手を出さざるを得ない状況に追い込まれていると言える。直近の契約獲得競争で、KDDIとソフトバンクに後れを取っているからだ。

国内市場における携帯契約総数は増えているため、大手キャリア3社とも契約数は純増基調をたどる。その中でドコモは市場シェア首位にもかかわらず、足元の契約純増数ではKDDI、ソフトバンクと比べて伸び悩みが目立つ。
競合2社の伸びを牽引しているのは、サブブランドであるUQモバイルとワイモバイルがとくに大きいとみられる。あるドコモ関係者は「足元のユーザー流出先としては、UQモバイルとワイモバイルが上位に入っている」と明かす。
市場シェアは年々低下し「独り負け」状態
ドコモの凋落は今に始まったことではない。総務省の資料によると、ドコモの市場シェアは20年前には6割弱を占めていたものの、年々低下傾向にあり、2022年12月末時点では36%にまで下がっている。
この記事は有料会員限定です
残り 1503文字
