新聞・雑誌にまた災難、東日本大震災で紙の次はインキ不足が痛撃


代替品は非常時対応のため、生産するのは基本となる4原色のみで、中間色は生産されない。そのため、蛍光ピンクなど派手な女性ファッション誌を中心にビジュアル系雑誌はきついまま。新聞の折り込みチラシも同様で、不便は避けられない。

資材不足ばかりではない。今後は計画停電への懸念が高まっている。経済産業省は4月1日、印刷工場や大手書店チェーンに25%の節電を要請した。日本雑誌協会では、「雑誌発売日は3分の2が毎月20日から月末に片寄っている。発売日変更もありうるかもしれない」(高橋局次長)。一難去ってまた一難。震災のつめ跡は大きい。

(山本隆行 =週刊東洋経済2011年4月16日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 岡本幸一郎の自動車情報発信局
  • ソロモンの指輪〜「本能と進化」から考える〜
  • 就職四季報プラスワン
  • 育休世代 vs.専業主婦前提社会
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
小売り、外食…<br>値決めの勝者と敗者

値下げをすれば客が来る、値上げをすれば客が減るという常識が通用しない。「65円靴下」などの激安セールでも客離れに泣くしまむら。一方で、壱番屋やリンガーハットは値上げをしても客足は遠のかない。勝敗の分岐点はどこにあるのか。