CMの概念をひっくり返す「泣ける実録」の凄み

再生30万回のネット動画は何を伝えているか

(写真:動画/「千葉次郎の挑戦」Supported by TOSANDO musicより抜粋)

これまでの概念を覆すCMの登場

15秒ないしは30秒――。

限られた短い時間の中で視聴者にわかりやすく訴え、商品やサービス、企業、ブランドなどのイメージを植え付ける。映像を主体にしたCM(コマーシャル・ムービー)の世界は、テレビ番組に挟み込まれることを前提として発展してきた。

だが、ここへ来てこれまでの概念をひっくり返すようなCMが登場してきている。舞台はインターネットだ。テレビ放送作家の筆者も思わず涙を誘われ、「悔しい思い」もしたこのCMをまずはご覧いただきたい。

HPの情報によると、この4分45秒にわたる映像は4カ月後に控えた息子の結婚式のため、2014年6月からサックスを習った父親の様子が克明に映像で描かれている。息子さんの結婚披露宴の当日が訪れ、さらに妹さんたちまでも……。

次ページ30万回を超える再生回数
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 越湖信一のスーパーカー列伝
  • 日本と中国「英語教育格差」
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。