中国主導「インフラ銀行」は巨大なリスクだ マスコミは欧州と金融の現場を知らなすぎる

✎ 1〜 ✎ 75 ✎ 76 ✎ 77 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

早いもので皐月賞(4月19日、中山競馬場11R)がやって参りました。

「ディープ級」のサトノクラウンに死角はない..はず

今年も結構な大物ぞろい、実に楽しみでありますが、先日、実際に今回の舞台に見に行っていた弥生賞(3月8日)で、いかにも大物感漂う一匹、いや一頭を発見いたしましたぞ。

新馬戦、東京スポーツ杯、そして弥生賞と3連勝ときて皐月賞を制したというこのローテーションは・・そうです、あのディープインパクト、アグネスタキオンと全く同じなのですね。つまりは、すでに王道を歩いているわけでありまして、その王道が確固たるものになるかだけが今回のテーマなのです。そう、サトノクラウン。

正直、そこまで強くないだろうと見ていた弥生賞だったのですが、ゴール前の直線での歩幅、歩様は他の馬とは全く別次元。言うなれば、ポルシェの中を割ってフェラーリが突っ込んできたとでもいうのでしょうか?要するに別次元です。ディープインパクトを初めて弥生賞で見た時と同じ震えが走りました。

しかし、そうはいっても3歳馬。死角はないのか?

ダービーまで行くと、実はちょっと不安がある。しかし、このレースに限っていえば死角は見当たらないと言っていいでしょう。

いくつかのデータでさらっていくと、
1) 年明け使いすぎはだめ(3戦以上)
2) 惨敗の経験がない(掲示板を外したことがない)。
3) 重賞を取っている。
4) 前走は1着

と絞っていくと、なんとこれをクリアできるのはサトノクラウン1頭のみではありませんか。

ライバル?同じ無敗できたキタサンブラックは、今年3戦しているので、1)の条件でアウト。

なんだよ、簡単じゃねーか。

ということで、もうこれ以外にありません(と、モーニングミーティングで全員が一致した時に相場がその通りに動いたことはありませんが・・笑)。

ぐっちーさん 投資銀行家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事