保険のプロが選び抜いた医療、がん、引受基準緩和型の3大商品をランキング形式で徹底解説する。

商品や保険会社を比較する際のポイントを徹底解説
コロナ患者への総額1兆円近い保険金支払いを迫られている生保。足元のインフレで車両修理費などのコストが急速に膨らむ損保。『週刊東洋経済』4月10日(月)発売号では「保険動乱」として、経営環境が厳しさを増し、保険金の不正請求問題も直撃する両業界の実情に迫った。(この記事は本特集内にも掲載しています)
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『週刊東洋経済 2023年4/15特大号では「保険動乱」を特集。アマゾンでの購入はこちらから。
年間約1900万件の新規契約がある生命保険で、最もボリュームが大きいのが医療保険の分野だ。2021年度の新規契約数は362万件で、前年度比13%も増加した。コロナ禍で20年度に営業活動を一部自粛していたことの反動に加え、健康不安が広がったことで医療保険に改めて目を向ける人が増えたようだ。
医療保険は生保の利益の源泉。世間の注目度が高まっていることもあり、価格競争と保障範囲の拡大競争が一段と熾烈になっている。
そんな医療保険の比較で注目すべきポイントは何か。詳しく解説していこう。
メディケアが他を圧倒
今特集では生命保険会社24社を対象に商品アンケートを実施。「審査員」として保障内容が優れている、保険料と保障内容のバランスがよいといった観点で3大商品それぞれについて、1位と2位の商品をプロの目で選定してもらった。
公平性の観点から、生命保険各社には自社グループ以外で優れた商品を選定してもらっている。今後の商品選びや契約見直しの参考にしてもらいたい。
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