アメリカの高校生が学ぶ「米国株投資」の超キホン なぜ「インデックスファンド」なのか?

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アメリカの高校生たちは、「米国株投資」の超基本をどのように学んでいるのでしょうか(写真:alphaspirit/PIXTA)
コロナ禍以降、日本でも「投資」を始める人が少なくない。個人投資家たちに近年人気を博しているのが「米国株投資」だ。その本場、アメリカの高校生たちは、「米国株投資」の超基本をどのように学んでいるのか? 全米の高校生が学んできたバイブル『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』をもとに、「市場に負けずに着実に資産を増やす、インデックスファンドの極意」について解説する。
※本記事は投資による利益を保証するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。

手数料の安さでピカイチ

最初に紹介したい利点、そしておそらくもっとも重要な利点の1つは、手数料が安いことだ。私たちはみんなタダのものが大好きだが、残念ながら世の中はそんなに甘くない。しかしインデックス投資は、「限りなくタダに近い」といっても過言ではないだろう。私たちが購入できる投資信託の中で、いちばん手数料が安いのはインデックスファンドだ。

手数料が安いのはいいことだ。そしてインデックスファンドがとても優れた投資である理由の1つもそこにある。インデックスファンドの手数料は、アクティブファンドよりおよそ80%も安い。手数料が安い分だけ、運用では確実に有利になる。

インデックスファンドは、ものすごく高額な信託報酬(ファンドを管理・運用する費用)を請求しない。それに、無意味な12b−1費用(ファンドの広告やマーケティングのコストに対して投資家が支払う費用)もほとんどかからない。手数料の安さはすべての投資家にとって利点になるが、特に長期投資を行う個人投資家にとっては、非常に大きな利点になる。

だからこそ、私自身だけでなく、他の多くの投資家も、インデックスファンドの生みの親であるジョン・ボーグルを、偉大なお手本として尊敬しているのだ。彼は個人投資家の利益を真剣に考えていた。しかもそれだけでなく、実際に私たちの利益になるようなファンドを生み出してくれた。ボーグルはまさにプロフェッショナルであり、真の意味で庶民の味方と呼べる存在だ。

手数料を安くすませる方法はたくさんあるのだから、わざわざ高い手数料を払うのはもったいない。高い手数料を払ってはいけない。手数料は投資のリターンを目減りさせるだけだ。

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