震災地のNTTドコモ携帯基地局の復旧進む。機能停止は840局まで減少【震災関連速報】
東日本大地震の発生から10日あまり経過し、携帯電話最大手NTTドコモでは復旧作業が進んでいる。
震災直後、最大で6720局あった機能停止中の基地局は、停電状態の解消とともに復旧が進み、23日13時時点では840局にまで減った。
震災地の東北地方では、たとえば宮城県で全1200ある基地局のうち、依然250局が使用不能の状態にあり、通信障害は残る。だが、大半に当たる1090局が停止していた震災直後に比べると、通信状況は着実に改善傾向にある。ドコモでは約30台の移動基地局車を震災地に派遣し、基地局が使用停止の地域でも携帯電話を利用できるよう、対応している。
ただ、依然使えない840局の中には、基地局事態が損傷し、電気が通っても使用できないものも多く含まれるもようだ。現時点では被害額は不明だ。
(桑原 幸作 =東洋経済オンライン)
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