EXIT・兼近大樹に擁護と批判が飛び交う2つの理由 複数テーマを混在させ、善悪に分ける危うさ
2月2日、多くの報道・情報番組がEXIT・兼近大樹さん関連のニュースをトップ級の扱いで報じていました。
兼近さんは約10年前に札幌で窃盗事件への関与を疑われて逮捕。不起訴となったものの、広域強盗事件の指示役「ルフィ」とみられる渡辺優樹容疑者が共犯者として逮捕されていました。「広域強盗事件のニュースが連日報じられる中で、兼近さんの過去が掘り起こされ、批判を受ける」という状況が起きているのです。
擁護と批判の声がせめぎ合うような状況
これを受けて兼近さんは2月1日にYouTubeチャンネルを更新。事件への関与を否定したうえで容疑者との関係について、「少なくとも『彼と今も仲がいい』ということはいっさいないです。ただ過去に彼と知り合いだったのは事実。僕がいたのはそういった環境で、明らかに犯罪をしている人しかいないような環境で生きてきました」などとコメントしました。「11年前からいっさい連絡は取っていない」という点も含め、兼近さんの言葉を疑っている人はほとんどいないでしょう。
しかし、1日に兼近さんが出演予定だったトークショーやライブ配信が中止されたほか、ネット上には「出演番組でその姿が不自然にカットされている」などの指摘が挙がり、今なお過去に関する批判的なコメントが見られます。
もちろん、「真面目に更生している人は受け入れるべき」「育った環境に同情すべきところが多い」など擁護の声もある一方で、「被害者の気持ちを考えたら表に出る仕事はしないほうがいい」「多くの人が見るテレビは出演すべきではない」「記者会見を開いて説明するべき」「笑いづらいから芸人はやめたほうがいい」「もともと面白いと思ったことはなかった」などの厳しい声が目立つのも事実。擁護と批判の声がせめぎ合うような状況が続いています。
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