2040年を目標とする「脱エンジン」。達成のためには大胆な施策も辞さない。
昨年12月初旬、ホンダ社内の会議室。青山真二専務や各地域本部長など4輪事業の幹部たちが顔をそろえた。議論したのは中長期のグローバルラインナップ。そこでは車種削減が議題になっていた。
完成車メーカーにとって、車種の削減は重大な決断だ。販売店は売る商品が少なくなり、部品メーカーは部品受注の機会が減る。消費者は単純に選べるモデルが少なくなる。各方面に多大な影響をもたらしかねない。そのような策をホンダが断行しようとしている。
車種を20程度にまで半減
グローバルで40超ある車種を2040年までに20程度にまで半減させる──。これはホンダがひそかに練っている車種削減策だ。EV(電気自動車)シフトを見込んで踏み切る。
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