お母さんが「ザ・ノンフィクション」で弊社を知り、「田舎で婚活を続けていても、いい人にめぐり会えない。東京の“本物の”相談所に行って活動してほしい」と背中を押してくれたそうです。
さやかさんは大学卒業後、関西の大手企業に就職が決まっていましたが、会社を経営していたお父さんが脳梗塞で倒れて廃業の危機に。従業員もいるし、年の離れた弟もいたため、会社存続のためと生活費を稼ぐため、さやかさんは一時引き継ぐことを決意しました。数年後、お父さんが回復。今は、さやかさんは地元の別の会社に勤めています。
こんなに苦労している女性なら、長谷川さんのいいところをわかってくれるはず。そう思い、さやかさんが入会したその日に長谷川さんに電話をし、次の日、彼女が地元に帰る前の早朝にお見合いをセッティングしました。
さやかさんのお母さんは、「ザ・ノンフィクション」を通じて長谷川さんのことをご存じでした。さやかさんが「明日お見合いするよ。相手は長谷川さんだよ」と電話で報告すると、とても喜んでいたそうです。
さやかさんは純朴。田舎でのんびり暮らしてきたということもありますし、年齢も30代前半と若いこともあって、世の中をあまり知らず擦れていない。優しくマイペースな長谷川さんに合うと思いました。東京への憧れもあり、地元を離れることにも躊躇がありません。
お見合いは弊社で行ったため、私の目が届いていたこともありうまくいきました。そして次の週、さっそく1回目のデートが決定したのです。
うまくいったのに「ちょっと不安」と言われ
1回目のデートで、長谷川さんはこれまでの努力を実らせうまくエスコートできたのか⋯⋯。夕方、私がさやかさんに電話すると、ちょうどデートを終え、地元に帰るため空港にいました。「デートはどうでしたか」と聞くと、さやかさんは曇った声でこう言いました。
「実はちょっと不安です」
デート中の長谷川さんの言葉に、さやかさんは「この先お付き合いを続けていけるか不安を感じた」と言います。うまく進みそうに見えた矢先の暗雲。いったい何があったのでしょうか。
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