──本書ではヘラルボニーの事業を「障害のある人に“依存”しているビジネス」と表現しています。
崇弥:僕たちは会社として「異彩を、放て。」というメッセージを出していて、とくに知的障害がある人たちのイメージを変えることをテーマに4年間走ってきました。
障害のある人が特別な価値を生み出し、その仕事の正当な対価を得るという選択肢は、これまでほとんど存在しませんでした。でも、僕たちが契約作家のクリエーティビティーを美しいまま美しい形でアウトプットしていけば、それを見た障害のある人たちが「自分も挑戦していいんだ」と思えるようになるかもしれない。
福祉ビジネスを逆転「被支援者」を「稼ぎ手」に
文登:株式会社の形態で取り組むからこそ意味があると思っています。ミッションは、福祉領域の拡張。従来の福祉ビジネスを逆転させた新しい世界観を示していく。この挑戦が、他社に広がる可能性もあると思っています。
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