有料会員限定

アメリカ経済は早ければ年内に景気後退へ向かう 財政の大盤振る舞いで「インフレ退治」に遅れ

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
拡大
縮小

FRBはインフレ退治に邁進も、政府の財政政策は逆行する。

パイロット達のストライキの様子
人員不足をストライキで訴えるパイロットたち(写真:Michael Nagle/Bloomberg)

特集「米中大動乱」の他の記事を読む

FRB(米連邦準備制度理事会)が政策金利(FFレート)の引き上げを開始したのは今年3月だが、インフレ退治は後手に回った。0.25%から9月の3.25%までの急速な利上げで、長期金利も年初の1.7%台から足元の4%前後まで急上昇。ただ景気は減速が明らかだが、なお底堅く、インフレ鈍化は明確でない。

直近データの9月のISM(供給管理協会)製造業景気指数は2年4カ月ぶりの低水準50.9で、好不況の分かれ目となる50割れ寸前。一方、コンファレンスボード(全米産業審議会)の消費者信頼感指数は年初の113.8から7月の95.7まで急低下したが、9月は108.0へ持ち直している。

次ページ賃金の上昇が止まらない
関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
米中大動乱
中国が主導する「グローバルサウス」の野望
3期目の焦点は「個人独裁」「社会の不安定化」
住宅実需層がピークアウトで「黄金時代」終わる
日本企業に立ちはだかる「経済安保」の難題
財政の大盤振る舞いで「インフレ退治」に遅れ
英国の次は新興国へ「影の銀行」のリスク膨らむ
自由主義への敵対心が世界を間違った方向へ
先端品開発で技術覇権の勝敗が見え始めた
「インフレ抑制法」で揺れる日系自動車メーカー
安全保障と経済性のバランスをいかに取るか
「一つの中国」に固執、強権政治は恐怖の裏返し
安全保障はアメリカ、経済は中国に依存の現実
中国に衝撃!米国「半導体制裁」の影響(前編)
先端技術の輸出管理を軍事分野並みに引き上げ
中国に衝撃!米国「半導体制裁」の影響(後編)
向こう傷いとわぬ封殺、中国に活路はあるのか
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内