アメリカの「宣戦布告」を受けて立つと意思表示した中国。狭間に立つ日本は生き残れるか。

中国に挑戦状をたたきつけたバイデン氏(写真:AP/アフロ)
それはアメリカからの挑戦を受けて立つという意思表示、いわば新冷戦開戦の号砲だった。
10月16日午前、北京の人民大会堂。第20回中国共産党大会の開幕報告に立った習近平国家主席は、演説の開始から1時間30分ほどが経った頃、こう述べた。
「世界は再び、歴史の十字路に立っている。何を捨て、何を取るかはそれぞれの国の人民が決めることだ」「中国は発展途上国との団結と協力を強め、途上国の共同利益を擁護する」
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