「quiet quitting」という言葉が注目を集めている。「静かなる退職」とでも訳せるだろうか。退職こそしないが、職場ではボロボロになるまで働くのではなく、最低限求められる仕事しかしない状態を指す。
この言葉が広まったのは、あるエンジニアがTikTokに投稿した17秒の動画がきっかけだ(上写真)。「がむしゃらに仕事をするようなメンタリティーは消えた。人の価値は生産性によって測られるものではない」といった内容のナレーションが流れる。
静かなる退職をする社員は、新しいプロジェクトを拒否したり、就業時間外の電話やメールを無視したり、スキルアップの訓練や、仕事に直接関係のない集まりに参加しなかったりする。9時5時でしか働かないが、決して手を抜いているわけではない。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら