「quiet quitting」という言葉が注目を集めている。「静かなる退職」とでも訳せるだろうか。退職こそしないが、職場ではボロボロになるまで働くのではなく、最低限求められる仕事しかしない状態を指す。
この言葉が広まったのは、あるエンジニアがTikTokに投稿した17秒の動画がきっかけだ(上写真)。「がむしゃらに仕事をするようなメンタリティーは消えた。人の価値は生産性によって測られるものではない」といった内容のナレーションが流れる。
静かなる退職をする社員は、新しいプロジェクトを拒否したり、就業時間外の電話やメールを無視したり、スキルアップの訓練や、仕事に直接関係のない集まりに参加しなかったりする。9時5時でしか働かないが、決して手を抜いているわけではない。
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