「組織のトップ」はSNSをやるのがいい今どき事情 「企業の公式Twitter」でバズがどうも難しい訳

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1、実績や事実を発信する

よく言われるのが「何を発信したらいいのかわからない」ということです。「いい言葉を発信しなければ」と思うのは大きな勘違いで、経営者やトップのSNSとは、自分が今までやってきたことをありのままに出すだけでいいのです。実績やノウハウなどが主な内容になりますが、失敗談も成功例も惜しみなく発信してください。

「経営論」や「人材育成」などを発信している方も見かけますが、失敗談こそ、その人のストーリーとして多くの共感を呼び、濃いファンを作りやすいコンテンツです。

2、プライベートの遊びのネタはほどほどに

今は会社の求人に応募する際、そこの会社のSNSを調べて雰囲気を見る人が多くなっています。そのような中、社長がお遊びの様子ばかり発信していたら応募する人はどう思うでしょうか?

逆に、普通はインフルエンサーにPRを任せている自社商品を社長が一生懸命宣伝し、魅力を伝えてくれていたら? このような社長がいる会社のほうに興味を持ちませんか?

つまり、社長という肩書があるからこそ、真面目に仕事につながるSNSを動かしているということが大きなプラスに働くのです。

SNSは0円で始められるので、ビジネスで考えれば集客費・販売促進費・求人費が0円になることも珍しくありません。もちろん、プライベートのネタを発信してはダメ、ということではありませんが、会社の名前を背負っていることを忘れずに。

一方的な発信はNG!

3、同業者やフォロワーさんとのコミュニケーションは密に

とくにTwitterの場合は、一方的な発信だけで終わらず、同業者やフォロワーさんとのコミュニケーションは密にしたほうがアルゴリズム上の観点で有利になり、自分のツイートがほかの人のタイムラインに上がりやすくなるのでおすすめです。

自分の発信だけで手一杯なのに、コミュニケーションも取れだなんて無理!と言われそうですが、決して難しい話ではなく、リツイートしたり、コメント返ししたりすることで、自社や自社の商品のファンの方とぜひつながってほしいのです。新しい発見や気づきがあるはずですし、自然にSNSも楽しくなってくるはずです。

4、炎上につながる発言をしない

昨今は炎上ビジネスというものは少し落ち着いてきた感もありますが、それでもトップの発言はつねに注目を集め、噂されたり、切り取って意味を変えられて広められたり。

『パソコンも持ってなかった私がTwitterで年商1億円稼ぐ理由。』(主婦と生活社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

私自身、経営者として気をつけている炎上対策は、

・日頃から誰に聞かれても問題のない発言をする

・賛否を生みすぎる発言をしない

・特定の人のことに言及しない

の3つです。炎上というのは、自分が不誠実と取られる行動をしたときや他人に言及したときに起こりやすいものです。基本は、1で紹介した自分の実績や事実をもとに発言していれば炎上することはまずないでしょう。

多くの気づきがあり、つながりたい人とつながれるSNSは、孤独になりがちな経営者を救うものではないかとすら考えています。ぜひ、楽しいSNSライフ、過ごしてみませんか?

あいめこ withera、sizuru wiz代表取締役

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あいめこ / Aimeko

1992年、滋賀県生まれ。SNSの運用代行、企画マーケティングを主な業務とする株式会社withera、株式会社sizuru wiz 代表取締役。時代を敏感に捉え、商品をバズらせることを得意とする。2020年にはコロナ禍による緊急事態宣言が全国に出た翌日に「オンラインキャバクラ」をオープンし、話題に。World Creator Awards 2021受賞。二児のシングルマザー。Twitterアカウント https://twitter.com/zidaitoneruonna/

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