伝説の編集長が指南!「短期と長期」両にらみ投資 四季報は秋号が「お宝銘柄」の発掘に最も有効

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

賃上げをし、従業員へ投資する企業も長期成長が期待できる。

下の表は四季報最新号で「賃上げ」について触れた主な企業だ。

基幹システム開発が主力のコムチュアは賃上げに加え、新卒を大量に採用。積極的な人材投資をしつつ、今期最高益が見込まれる。

過去の大化け株

表にはないが、過去の大化け株の例を1つ。北の達人コーポレーションは、四季報2018年夏号の記事で「総合職の初任給を大幅引き上げ」とあった。

同社の平均年収は17年春号の394万円から18年夏号の531万円へ35%も増えていた。この間に株価は約8倍へ爆騰した。年収大幅増は従業員のモチベーションを高め、業績を拡大し、株価を上げるといえそうだ。

山本 隆行 『会社四季報』元編集長

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

やまもと・たかゆき / Takayuki Yamamoto

早稲田大学法学部卒。『週刊東洋経済』編集部に通算10年所属していたこともあるが、記者、編集者としての人生の大半を切った張ったのマーケット中心にささげてきた。『オール投資』『会社四季報』編集長、四季報オンライン編集長を歴任。近著は11月刊行の『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい 改訂版』。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事