東大生絶賛「勉強になるYouTubeチャンネル」3選 「YouTubeだって大人の勉強の役に立つ」ワケ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

次に紹介するのは、「地理の雑学ゆっくり解説」です。

「地理と経済」は密接につながっている

みなさんは「地理学」を知っていますか? 地理学というのは、「地形や気候といった地理的な条件から、地球上で行われている人間の活動を理解する」というものです。

例えば、インドカレー屋さんに行くと、必ずナンが出てきますね。日本ではカレーはライスと食べることが多いですが、なぜインドではナンなのでしょうか?

これは、インドには乾燥している地域も多く、米よりも乾燥に強い小麦を作って主食にしている地域があるからです。対して日本は乾燥している地域はほぼなく、雨季があって全国的に米を栽培することができます。だから同じカレーでも、一緒に食べるものが違ってくるのです。

またインドは今、IT企業がたくさん存在し、世界のトップ企業がどんどんインドに集まるようになっていますが、その理由の1つに「時差」があるということを知っていますか?

インドとアメリカは時差が12時間で、アメリカの人が寝る時間は、インドの人が朝起きる時間になります。アメリカの人が「ここまで仕事やったから、あとはお願い!」とインドの人に仕事を頼めば、インドの人は「任せて!」ということで仕事を引き継ぐことができるのです。

そしてアメリカ人が次の日、仕事をしようとするときには、インド人が半日かけて仕事を終わらせてくれた後……。なんていう分業が可能になっているのです。

すべてのことには理由があり、その理由を追っていくと実は、「その国がどこにあるのか?」「その国の気候はどんなものなのか?」という地理的な要因につながることがあるのです。つまり、地理学を理解すると、世界のことをもっと詳しく理解できるようになるということですね。

そんな中でおすすめなのが、「地理の雑学ゆっくり解説」です。

マクドナルドと地中海性気候のつながり、イスラム教と砂漠気候の意外なつながり、熱帯雨林気候と時間の考え方のつながりなど、意外なものと地理学のつながりを解説してくれています。

政治・経済・歴史……さまざまなものの裏側には、実は地理的要因が絡んでいるということが理解できて、非常に知的好奇心をくすぐられる動画ばかりです。みなさん、ぜひ観てみてください!

次ページ「超一流の英語」が学べる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事