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ビル・ゲイツが提示、実行可能なパンデミック対策 ある意味平凡な提言、問題は「やる気」の有無

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『パンデミックなき未来へ』ビル・ゲイツ著
パンデミックなき未来へ 僕たちにできること(ビル・ゲイツ 著/山田 文 訳/早川書房/2640円/364ページ)
[著者プロフィル]Bill Gates/ビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同会長。1975年、ポール・アレンとマイクロソフト社を設立。現在はビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同会長で、パンデミック予防、疾病撲滅、水・衛生問題など世界の健康・開発問題に取り組んでいる。著書に『地球の未来のため僕が決断したこと』など。

流行開始から2年半を経て、新型コロナ感染はなお拡大を続けている。本稿執筆時点で世界の死者数は650万人に迫っており、経済的被害は少なくとも数十兆ドルに達すると見られる。

ペスト、天然痘、スペイン風邪など、人類は何度も恐るべきパンデミックに見舞われてきた。そうした歴史を振り返れば、いつかまた新たな感染症が人類に襲いかかるのは、まったく自明なことであった。でありながらわれわれは来るべき災厄から目をそらし、備えを怠っていた。冒頭に挙げた甚大な被害は、その必然の帰結に他ならない。

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