「授業中に落ち着きがない子」が抱えている事情 立ち歩いたり、手遊びをしたり…には訳がある

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

もし学校の授業より、ある分野について子どもが詳しかったら、「そんなことを知っているの!? すごいね」と褒めてあげたり、共感できるポイントを具体的に探してあげたりするのです。

そのうえで、

(画像:『ちょっと気になる 子育ての困りごと解決ブック!』)

このプロセスをていねいに説明して理解させます。この状況で子どもの行動を変えるには、理屈や流れで納得させることが大切です。

静かにできる代わりの行動を洗い出す

②立ち歩かないための方法を一緒に探す

➀で、自分の行動が周囲の迷惑になることを理解できれば、次は何をしたら静かに座って過ごせるかを一緒に考えます。「先生の授業を聞く」ということがつまらないわけですから、例えば「好きな本を読む」「折り紙をする」「物語を書く」といった、静かにできる代わりの行動を具体的に洗い出します。

そして担任の先生に説明をし、それをしてもいいことを認めてもらえるよう、相談してみましょう。

(画像:『ちょっと気になる 子育ての困りごと解決ブック!』)

手遊びやソワソワが止まらない
――足をぶらぶら、なんでこんなに落ち着きがないの!?

座っているときでも上半身をゆらゆらさせたり、足をぶらぶらさせたり、手遊びが止められなかったり……。なんだかうちの子いつもソワソワしていて落ち着かない。

次ページ体を動かしているほうが集中できる子もいる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事