「授業中に落ち着きがない子」が抱えている事情 立ち歩いたり、手遊びをしたり…には訳がある
実は子どもは、理由もなくぶらぶら歩き回っているわけではありません。「つまらない」という感情に突き動かされ、「時間がもったいない」「どうせなら違うことがしたい!」といった思いが強まり、座っていられなくなるのです。
かのスティーブ・ジョブズも、「みんなと同じは死ぬほど退屈」「授業は簡単だし、ヒマ」という理由から自由奔放にふるまい、問題児扱いされていたことで知られています。
しかし、小学4年生のときに担任だった先生が、スティーブに宿題をやってきたご褒美としてカメラづくりキットを与えたところ、ラジオやアマチュア無線など、次々と電子機器をつくることに夢中になったそうです。
立ち歩いてしまうのは「面白くない」から
幼稚園・保育園では元気な子だと言われ、問題なく楽しく過ごしていたのに、小学生になったら突然こんな苦情が来る場合、学校での様子を詳しく聞いてみると、授業によっては 集中して取り組んでいるという子が少なくありません。
それはその授業が子どもにとって「面白い」と感じられるからです。つまり、子どもにとって「面白い」と感じられる時間なら立ち歩く必要はないのです。
じゃあ、親は子どものために何ができるのか。2つの対処法
①「つまらない」と思うのはOK !
でも、「立ち歩いてもよい」ということではない、と伝える
まずは子どもの「つまらない」と思う気持ちに「そっかぁつまらないのかぁ」と共感し、十分寄り添ってあげます。そして、どんなところがつまらないのか聞いてあげましょう。
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