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日本車なのに日本じゃ買えないSUV&トラック7選 マツダの日本未発売ピックアップに一目惚れ!

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  • 三木 宏章 東洋経済オンライン編集者・記者
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日産ブースに展示されていたナバラ(筆者撮影)

また、日産は、メキシコや南米で「フロンティア」という名称でも販売する、大型ピックアップトラック「ナバラ」をタイで販売している。現行モデルは、2020年にマイナーチェンジが実施された4代目だ。製造は、タイを中心にメキシコやスペイン、中国などで、タイでは「NAVARA PRO-4X/PRO-2X」「NAVARA CALIBRE」「NAVARA KING CAB」「NAVARA SINGLE CAB」といったモデルが販売されている。

エンジンまでハードにチューニングされたピックアップトラック。タイでは、ワンメイクレースをはじめ、ドラッグレースなども盛んで、ピックアップトラックもチューニングベースとしてポピュラーな存在(筆者撮影)

また、タイでは、ピックアップトラックをベースにしたレースも人気。とくにいすゞD-MAXやトヨタ・ハイラックスは、現地でワンメイクレースが開催されるほど人気で、ハードなチューニングを施した車両もバンコクオートサロンの会場には多数展示。このようなピックアップトラック×チューニングという文化も日本にはないので興味深い。

D-MAXをベースにしたSUV「MU-X」

D-MAXをベースにしたPPV「MU-X」。7人乗りの高級SUVだ(筆者撮影)

そして、タイ独自のジャンルと言えるのが「PPV(Pickup-based Passenger vehicleまたはPassenger Pickup Vehicle)」だ。タイでは、乗用車ベースのSUV(日本で一般的なSUV)と、ピックアップトラックをベースにしたSUV(PPV)で税制面が異なり、PPVのほうが安いので人気だ。

後ろから見たMU-X(筆者撮影)

そのPPVに該当するのが、いすゞの「MU-X」だ。全長4850mm×全幅1870mm×全高1875mmの7人乗りモデルで、トヨタの「ランドクルーザープラド」に近いサイズ感の高級SUVで、D-MAXと同様に1.9Lディーゼルターボと3.0Lディーゼルターボをラインナップ。タイをはじめ、アセアン地域やオーストラリアなど、世界中で販売されているが日本では未導入となっているモデルだ。

トヨタの大型SUVフォーチュナー(筆者撮影)

そのほか、ハイラックスをベースにしたトヨタの大型SUV「フォーチュナー」や日産のナバラをベースにした「テラ」などもPPVに属するモデル。このようにピックアップをベースにした大型SUVは、日本じゃ買えない日本車の典型的な例だろう。アメリカやオーストラリアのような広大な土地、また新興国・発展途上国のように未舗装路も残る地域では、ピックアップトラックの人気は根強い。一方で日本は、道路や駐車場も狭く、大型のピックアップトラックは持て余す場面も多い。こういった道路事情も自動車文化には大きく関わっている。

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