ダイソーがニューヨークのマンハッタンに初出店 海外事業が引き続き成長拡大を目指す柱の一つ

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日本で100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業は、ニューヨークのマンハッタンに初めて出店した。

ダイソーは米国で80店余りを展開。テキサスやカリフォルニアなどの州に加え、ニューヨーク市ではブルックリンやクイーンズに店舗を出している。大創産業の米部門はラスベガス2号店もオープン予定だとフェイスブックで告知した。

ダイソーは家庭用品を1.99ドルから販売しているPhotographer:Evan Ortiz/Bloomberg

100円ショップが成功した日本では約30年間にわたり大幅な物価上昇が見らなかったが、こうした環境も変化しつつあり、ダイソーやセリアなどは人件費や原材料費、エネルギー価格の上昇に加え、円安という厳しい状況に見舞われている。

日本の小売り・消費者市場に関連するコンサルティング・市場インテリジェンスに特化したジャパンコンシューミングの共同創業者ロイ・ラーク氏はダイソーや無印良品、ニトリなどについて、「引き続き成長拡大を目指す方向の一つが海外事業の拡大だ」と述べた。

マンハッタンのダイソーPhotographer:Evan Ortiz/Bloomberg

マンハッタン57丁目3番街店が開店した15日には400人が並び、先週末の来店者数は2000人を超えたとニコラ・アンガー店長は推計。マンハッタンで近いうちにもう3店舗オープンする予定だと同店長は話した。

ダイソーの店内Photographer: Evan Ortiz/Bloomberg

原題:Japanese Discount Chain Daiso Courts Budget-Minded Manhattanites (抜粋)

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著者:Zijia Song

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