週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #さとり世代は日本を救うか?

大人が知らない、「新・韓流ブーム」の真相 韓流は、日常生活に溶け込むステージへ

11分で読める
  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES

広がる、韓流「ぶりっこダンス」

キヨミソングと呼ばれる韓国の流行歌に合わせて踊る「ぶりっこダンス」も広がっている。

保育系短期大学2年Gさん(20歳)のケース

東北在住の女子短大生のDさんは、少女時代などの韓流アイドルから影響を受けてキヨミダンスの存在を知ったという。

キヨミとは韓国語で”かわいい子”という造語で、「1+1はキヨミ、2+2はキヨミ……」とシンプルな歌詞のキヨミソングに合わせて踊る、ぶりっこダンスである。「思いつきで学校の友達とやってみたら、意外と盛り上がった」という。

曲もダンスもカワイイという理由で周囲の友人とキヨミダンスを踊ったDさんだが、やっている本人たちに“ぶりっこ”している意識はなかったそうだ。

しかし、彼氏など男子も交えてダンスしたら、「かわいいアピールになる」と話す。

友人と簡単なダンスで気軽に盛り上がれて、vineやMixChannelといった動画アプリで表現しやすいというのも支持される理由のひとつのようだ。

セルカ棒

最後に、最近の人気グッズ「セルカ棒」を紹介する。「セルカ」とはセルフカメラの略称で、「自撮り」する際に使う長細い棒のことであるが、韓国での流行を知り、取り入れる若者が増えている。

日本大学2年Hさん(20歳)のケース

韓国人学生との国際交流サークルに所属するCさん。昨年8月に韓国旅行した際に現地ではやっているのを知った。駅の売店で5000ウォン(日本円で約500円)と安価で販売していたこともあり、興味本位で購入したという。

実際にセルカ棒を利用して撮った写真

それまでも、何度も自撮りをしてきたHさんであったが、「背景が写りにくい」「みんなで写真を撮るときに顔の大きさがバラバラに写ってしまう」といった悩みがあったそうだ。しかし、セルカ棒を利用することで角度やアングルの調整がさらに容易となり、背景も顔もバッチリ写る、より“盛った”写真を撮ることが可能になったのだという。

次ページが続きます:
【若者市場はまだまだ広がる】

6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象