大人が知らない、「新・韓流ブーム」の真相

韓流は、日常生活に溶け込むステージへ

かつて整形といえば大っぴらに明かさないものだったように思うが、Aさんの場合は異なる。結果に大満足した彼女は、SNSでも自分が整形したことを、包み隠さず語っている。彼女は「韓国では美容院に行くのと同じような感覚で整形をする人が多く、隠すことでもない。とても手軽だったし、満足している」と話している。

慶応義塾大学1年Bさん(20歳)のケース

次は、実際に韓国まで出掛けて施術したBさん。大学入学前の春休みにプチ整形をしたそうだ。

もともと鼻にコンプレックスを抱えていた彼女であったが、「整形は身だしなみのひとつ」という韓国特有の価値観に触れたこともあり、抵抗なく整形に踏み切ったという。

バイト先や大学で「初対面の人からもかわいいって言われることが増えた!」と満足そうに話すBさんは、「自分に自信がつくよ」と周囲にもプチ整形を勧めている。

こんなオープンな会話から、「整形に対するハードルが下がり、韓国好きではない若者にも興味が拡大している」(Bさん)という。

オルチャンメイクの例

また、「オルチャンメイク」と呼ばれる化粧方法も、日本の若者の間ではやっている。オルチャンとは、韓国における「読者モデル」のような存在だ。

メイクの特徴としては、自分の顔が「幼く」見えるようにし、かわいさをアピールするのが狙いだ。具体的には、カラーコンタクトを用いて黒目を大きくしたり、白色のラインを目の下に引き、涙袋を大きくする、などだそうだ。

また、ティントと呼ばれる、グロスと口紅の中間にあたる韓国発祥のコスメを用い、リップの赤色を強調する、という方法もあるそうだ。整形とは異なり、自分の顔にメスを入れる心配もないため、高校生の間でも人気になっているという。

左上写真の女性がオルチャンメイクの例。都内在住で、現在はテレビ局でバイトをしているフリーターの女性である。 東方神起のファンで、ライブに行ったりダンススクールに通ったりしているものの、 韓国には行ったことがないという。 メイクはネットなどを参考にしており、オルチャンポイントは、眉毛が太めで平坦、涙袋が強調されており、リップの赤色も特徴的だ。

ギャルファッションも「韓流」

次にファッションへの影響を見てみよう。かつての韓流ブームでは、韓流アイドルの服装をおしゃれだと思い、まねする人はそう多くなかったと思われるが、現在は模倣する若者が増えている。

文化服装学院3年Dさん(21歳)のケース

服飾関係の大学に通い、「ネオギャル」と言われ学内外で目立っているDさん。彼女は10年ほど前からBIGBANGなどの韓国アイドルに関心があったという。

もともと派手な洋服を好んでいたが、髪型やメイクも含めて、2NE1という韓流アーティストに影響を受けた部分が大きいとのこと。

DさんがSNSに載せた写真
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