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山手線で突然「心肺停止」彼女が感じた怪しい予兆 「まさか、もしも」は誰にでも起こる可能性がある

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私はAEDが効かない重度の心室細動でしたが、AEDで命がつながるケースのほうが多いです。

例えば、東京マラソンでは、これまで12回の大会で合計11人のランナーがマラソン中に倒れて心停止に陥っていますが、全員がAEDで無事に救命されています。コースには140台以上のAEDが配備され、さらにモバイルAED隊と呼ばれる自転車部隊が、AEDや応急処置を行うための資器材を持ち、巡回しています。

迅速な周りの人(バイスタンダーと言います)の対応があれば、心臓突然死は防ぐことができる可能性が高いのです。

隠れ心臓病のリスクって?

胸の大きな病気は3つあります。心筋梗塞、肺塞栓症、大動脈解離。それに加えて救急搬送されるのは心不全で、その中でも虚血性心疾患によるものがかなり多くをしめています。

「救急搬送されてきた方のほとんどは助かりますが、心肺停止になってから運ばれてくる方は死亡率が高いうえ、社会復帰を果たせるのは1割程度。ちょっと苦しくて倒れるのと、心肺停止はまったく違います。

『山手線で心肺停止! アラフィフ医療ライターが伝える予兆から社会復帰までのすべて』(講談社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

自分が苦しくてどうしようもなくて救急車を呼べると状況であれば、助かる可能性は相当高いですが、熊本さんのように一瞬で気を失ったケースは命にかかわります。

予防のためには生活習慣病の早期発見とよく言いますが、血圧、コレステロール、血糖値が高めでも症状がありませんので、心臓、脳卒中など、血管つまり系で救急搬送される病気は検診レベルでの発見は難しいです。

リスクファクターを早めにみつけて管理することは脳卒中や心筋梗塞を防ぐという意味で検診はもちろん大切です。そして、検診を受けても好き放題やっていたら意味がありません」(鈴木医師)

健診に合格したからと、好き放題やって自爆したのは紛れもなく私です……。健康診断の意義を完全に間違ってとらえていました。

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