米テスラの最高経営責任者(CEO)で資産家のイーロン・マスク氏による440億ドル(約5兆7000億円)規模の米ツイッター買収が実現すれば、ゴールドマン・サックス・グループとJPモルガン・チェースはツイッターへの助言手数料として計1億3300万ドルを得ることになる。
米証券取引委員会(SEC)への17日の届け出によると、ツイッターは買収完了時点で総額8000万ドルをゴールドマンに支払うことで合意。ゴールドマンは買収が発表された際に1500万ドルを受け取っている。JPモルガンには総額5300万ドルが入る見込みで、うち500万ドルは4月25日に同行がツイッターの取締役会に意見を提出した後に支払い可能となっていた。残りは買収の成否にかかっている。
マスク氏は17日の投稿で、ツイッターのユーザー数に占める偽アカウントの比率が5%未満であることが証明されない限り、買収計画を進める意向はないと表明。ツイッター買収を巡る不透明感が高まった。
一方、ツイッターは「合意した価格と条件で、実行可能な限り速やかに取引を完了することにコミットしている」と発表した。
原題:Goldman, JPMorgan Could Get $133 Million for Advising Twitter(抜粋)
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著者:Michelle Davis
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