任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠 購入動機が多様化、人気作の「2周目」も続々投入

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「発売6年目で2000万台クラスを目指すというのは未知の領域」。古川社長自身がそう語る高い販売目標を、はたしてどう達成するのか。

2021年発売されたニンテンドースイッチ有機ELモデル(写真:任天堂)

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発売から6年目を迎えた「ニンテンドースイッチ」。従来のゲーム機ならハードとしての”寿命”を迎えてもおかしくないタイミングだが、任天堂は今後の販売についても強気な見方を崩していない。

5月10日、任天堂が2022年3月期の決算を発表した。売上高は1兆6953億円、当期純利益は4776億円と前期からは微減したものの、売上高は過去3番目、当期純利益は前年に続き過去2番目に高い水準となった。

主力ハードウェアのスイッチでは2021年10月、新型の「ニンテンドースイッチ有機ELモデル」を発売。半年で580万台を売り上げたものの、半導体不足も影響し、「あつまれ どうぶつの森」が牽引した前期に比べ販売台数は20%減の2306万台となった。

39本がミリオンセラー

一方、ソフトウェアは「あつもり」のヒットがあった前年よりも1.8%増の2億3507万本を売るなど、好調だった。

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