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激化する自動運転開発競争、タクシーや物流にも 国内はホンダが20年代半ばに提供開始目指す

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ウェイモがすでに無人運転タクシーの運行準備を整えるなど、各社の開発競争は拮抗している(写真:©Brian Branch Price/ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)

米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下で自動運転技術を開発するCruise(クルーズ)が、カリフォルニア州サンフランシスコで今年1月から自動運転タクシーの一般向けサービス提供を開始した。指定されたエリア内の公道であれば、専用アプリで無人タクシーを呼べて利用者を目的地まで運んでくれる。

クルーズのCEOは「2030年までに自動運転タクシーの車両数を100万台まで増やす」と宣言。同社にはホンダも出資しているが、現時点ではこの目標を大風呂敷とみている投資家も少なくないようだ。

しかし、無人の自動運転タクシーが街中を走行する時代が、現実に到来していることは間違いない。自動運転システムが搭載される車両は言うまでもなく、すべてCO2を排出しないEV(電気自動車)だ。

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