なぜ日本では「イーロン・マスク」が出ないのか 大谷翔平や佐々木朗希は立派な世界一級なのに

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以下は、競馬予想のコーナーだ。

5月1日に、阪神競馬場で春の天皇賞(第11レース)が行われる。近年、率直にいってあまり盛り上がらない3200メートルの長距離戦だ。1着賞金は2億円と決して安くないのだが、かつての最強馬決定戦の趣はない。

さて、メンバーを見ると、実績的にタイトルホルダー(8枠16番)とディープボンド(8枠18番)の2頭が抜けている。

天皇賞は先行馬マーク有利と見てディープボンド本命

展開は、タイトルホルダーが前に行って、ディープボンドがこれをマークする形が想定される。マークする側が有利と見て、ディープボンドを本命とする。

対抗は当然タイトルホルダーなのだが、単穴にはテーオーロイヤル(4枠7番)を採る。2強の構図があまりにはっきりしているので、馬券的にはこの馬による一角崩しを狙うのが面白いかもしれない。

以下、長距離戦の常連であるアイアンバローズ(1枠1番)、シルヴァーソニック(8枠17番)、ユーキャンスマイル(2枠4番)を押さえとする。展開の紛れがあれば馬券になる可能性がある馬たちだ。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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