煮込み用の鍋にサラダ油大さじ3とクミンシードを入れ、中火にかけます。すぐにクミンシードから泡が出てくるはずです。クミンに含まれている糖とアミノ酸が褐変反応を起こし、特徴的な香り(ピラジン類)が生じます。この工程によってスパイスカレー独特の風味が生まれるのです。
しょうがとにんにくのすりおろしを加えて、さらに炒めます。
すりおろしたしょうがとにんにくが茶色く色づいてきたら、焦げるのを防ぐために炒め玉ねぎを加え、火を弱火にします。混ぜながら30秒ほど炒めればカレーのベースができました。
そこにヨーグルトでマリネした鶏肉を加えてさらに炒めます。
30秒〜1分ほど炒めて、鶏肉の表面が白くなったらトマトピューレとはちみつを加えます。トマトピューレはこの半分の量でもいいのですが、半分だけ残っても扱いに困るので1パックの分量にしました。そうするとトマトの酸味が強く出るので、はちみつの甘さでバランスをとっています。半量にするのであればはちみつは必要ありません。
カレー粉で風味をつけます。
この段階でカレーの味になっていますが、鶏肉に火を通しつつ、さらに鶏の味をソースに加えつつ一体感を出すために水300mlを加えます。
蓋をずらした状態で、弱火で20分ほど煮込みます。
この状態になれば出来上がりです。
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