複雑な旨味がそそる「チキンカレー」30分で作る技 GWに挑戦!手間も予算もかからず初心者も簡単

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 最新
拡大
縮小

煮込み用の鍋にサラダ油大さじ3とクミンシードを入れ、中火にかけます。すぐにクミンシードから泡が出てくるはずです。クミンに含まれている糖とアミノ酸が褐変反応を起こし、特徴的な香り(ピラジン類)が生じます。この工程によってスパイスカレー独特の風味が生まれるのです。

油の量はやや多め

しょうがとにんにくのすりおろしを加えて、さらに炒めます。

チューブで売られているしょうがとにんにくを使ってもかまいません

すりおろしたしょうがとにんにくが茶色く色づいてきたら、焦げるのを防ぐために炒め玉ねぎを加え、火を弱火にします。混ぜながら30秒ほど炒めればカレーのベースができました。

炒め玉ねぎを加えます

そこにヨーグルトでマリネした鶏肉を加えてさらに炒めます。

ヨーグルトを炒めると味にコクが出ます

30秒〜1分ほど炒めて、鶏肉の表面が白くなったらトマトピューレとはちみつを加えます。トマトピューレはこの半分の量でもいいのですが、半分だけ残っても扱いに困るので1パックの分量にしました。そうするとトマトの酸味が強く出るので、はちみつの甘さでバランスをとっています。半量にするのであればはちみつは必要ありません。

トマトペーストであれば大さじ1使います

カレー粉で風味をつけます。

カレー粉はエスビーの赤缶を使っています

この段階でカレーの味になっていますが、鶏肉に火を通しつつ、さらに鶏の味をソースに加えつつ一体感を出すために水300mlを加えます。

水の量は煮込み時間と関係しています。長く煮込む場合は水の量を増やしましょう

蓋をずらした状態で、弱火で20分ほど煮込みます。

沸いてくるまでは中火で、ふつふつしてきたら弱火に落とします

この状態になれば出来上がりです。

表面に浮いた油がおいしさの元です
次ページ好みの味に調整する方法
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT