会社員が3年で10億円稼ぐ「不動産投資」の超本質 仕事と両立させやすい「お金の増やし方」がある

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もちろん実際に始めてみると、専門的な勉強や情報収集など、いろいろ頑張らなければいけない部分もあったのですが、株やFXのように仕事がおろそかになることはまったくなく、完全に両立できました。

「資産運用」ではなく「資産形成」

不動産投資の大きな魅力のひとつは「ストック型」という点にあると思います。つまり、短期的なキャピタルゲイン(売却利益)もさることながら、長期的にインカムゲイン(保有資産から継続的に得られる利益)を生み出してくれることがほぼ確実。いわゆる賃貸業だけでなく、民泊業などでインカムゲインを得ることもできる。なので、株などと比べてもまさに多忙な会社員にとって、「時間を取られない」理想的な投資方法と言えるでしょう。

そのようなインカムゲインを生む資産を積み上げていく投資のことを私はあえて「資産形成」と呼び、株の売買などでキャピタルゲインを稼ぐ「資産運用」とは分けて考えています。

不動産投資を実践するサラリーマン投資家の荒木陽介氏

もちろん不動産投資には、一般的に大きな元手が必要です。しかもここ数年は、不動産投資に対して大きな融資が出づらくなっていて、特に頭金不要の「フルローン」がほとんど組めなくなっています。私自身、なかなか評価が伸びず、物件を買い増しできずにいます。その対策として、現金で高利回りの築古の戸建てを買ったりしています。

2018年に発覚した某地方銀行による不正融資問題以降、銀行の融資の方針は、相変わらず「個人投資家に貸したがらない」という傾向にあります。しかし、「不動産は7年周期」とも言われています。そう遠くなく、数年前のようにフルローンが組めるようになり、会社員が一棟ものを買いやすい状況になると思います。

ここで念のため、お断りを入れておきます。不動産投資に限らず、株でも何でも投資方法を選択するときには「自分が納得している」ことが重要です。

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