ニューヨーク原油先物相場はアジア時間1日午前の取引で、一時バレル当たり100ドルを下回ったほか、週間ベースで約2年ぶりの大幅下落に向かっている。バイデン米大統領が過去最大級となる戦略石油備蓄の放出を命じたことが背景。
バイデン氏、戦略石油備蓄の大量放出命じる-米企業に増産呼び掛け
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)5月限は、シンガポール時間午前9時37分(日本時間同10時37分)時点では前日比ほぼ変わらずの1バレル=100.33ドル。週間ベースでは約12%安。北海ブレント原油先物6月限は前日比0.3%高の105.06ドル。前日は6%下げた。
米政府は1日当たり100万バレルを今後6カ月間で放出する計画。バイデン大統領は、今年に入ってのガソリン価格高騰の責任はロシアのプーチン大統領にあると述べ、生産増加に後ろ向きな米石油企業も批判した。
原題:Oil Holds Drop Near $100 as U.S. Plans Huge Reserves Release、Oil Extends Drop Below $100 as U.S. Plans Huge Reserves Release (抜粋)
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著者:Ben Sharples
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