確定申告の季節、筆者のところにもいろんな会社から源泉徴収票が届く。S出版社からの分にはこんなレターがついていた。「弊社におきましては、皆様に適格請求書発行事業者になっていただけますよう、登録申請の手続きをお願いする次第です」。
来年10月にインボイス制度が導入される。税務署に登録された事業者が発行するインボイス(適格請求書)に記載された税額のみ、買い手側が仕入れ税額を控除できる制度だ。この登録された事業者を「適格請求書発行事業者」という。
S社は雑誌も多く出している。ライター、編集者、校正者、デザイナー、カメラマンなど大勢のフリーランスを使っていよう。大半は年間売り上げが1000万円に届かない消費税の免税事業者だろう。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら