「陽性です」。医師の言葉を聞いたその瞬間から、筆者は濃厚接触者となった。
その日の早朝に娘が発熱した。数件断られた末に小さなクリニックで診てもらえた。「PCR検査は結果判明に4、5日かかる」と言われ、代わりに受けた抗原検査で陽性が判明。翌日から娘は10日間の自宅療養となった。筆者も、傍観者から当事者となったことで気づかされたことがあった。
まずは信頼できる検査キットの不足である。実は、受診前にネットで購入した抗原検査キットで検査したが陰性だった。その検査キットは政府が認めた「体外診断用医薬品」ではなかった。ウイルス量が少ないと検知できず、約20%は偽陰性になるらしい。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら