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福島毅(ふくしま・たけし)/上智大学卒業。米コロンビア大学でMBA修了。日本経済新聞社、日興証券投資信託委託、日本バンカーストラスト信託銀行を経て2008年、明治ドレスナー・アセットマネジメント執行役運用担当。2015年、GIキャピタル・マネジメントCIO。2016年にブラックロック・ジャパン入社。CFA協会認定証券アナリスト。CAIA協会認定オルタナティブ投資アナリスト(写真:ブラックロック提供)
新年早々から波乱の展開となっている世界の株式市場。市場の専門家はどう見ているのか。運用総額10兆ドル(約1150兆円)に及ぶ世界最大の資産運用会社ブラックロックの日本法人で取締役CIO(チーフ・インベストメント・オフィサー)を務める福島毅氏に聞いた。
2022年初から金融市場はFRBによる年内4回の利上げを織り込み、アメリカの10年物国債などは名目金利だけでなく実質金利も上昇した。金利上昇のスピードが速すぎたことで、景気をオーバーキルする懸念が台頭し、割高なグロース株を中心に株価が世界的に下落する展開となった。
利上げペースを緩める可能性も
しかし、今の状況は「行きすぎ」といえ、今後は揺り戻しが起こるだろう。
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