2022年は意欲的な美術展が目白押しだ。美術ジャーナリストの西岡一正氏は、「近代以前の美術を扱う企画展が目立つ。学術研究が進み、評価が定まっている作品が多いので、どう編み直すかで展覧会の面白さが違ってくる」と語る(以下、コメントはすべて西岡氏)。
まず注目したいのが、東京都美術館の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」だ。世界に三十数点しか現存しないフェルメール作品の1点、『窓辺で手紙を読む女』が修復を終え、所蔵するドレスデン国立古典絵画館以外では初めて修復後の姿が公開される。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら